格安スマートウォッチはオモチャなの?

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life

職場などでもスマートウォッチをしている人をよく見かけます。たぶんappleではなさそうですが、なんとなくわかります。嫌味な感じを受けないのも〇ですね。今でもウェアラブルというカテゴリーに分類され進化を続けているみたいです

国産デジタル腕時計が原型

デジタル腕時計の進化・発展形が現在のスマートウォッチ。想像はつくかと思いますが、昔からあるデジタル腕時計が原型で、70年代にハミルトン社が・国内では84年にセイコーが一般市場で発売してました。その後も開発は進み、世界の名だたる企業に遅れることなく日本のセイコー・シチズンはIBM社と共同開発を試みていたことからも早くからその可能性を見抜いていたのだろうと思われます。またセイコー他各社のHPを見ると80年代~00年位までに発表されたデジタル腕時計が、世界の最先端なものを照準にしていたことがわかります。

広がる可能性・大きな壁

90年代に普及したPC・OS・Windows95とも接続可能だったTIMEX社、電話機能を搭載したサムスン社、OSにLinuxを使用したりと可能性を広げる一方で国内市場でのシェアは伸びませんでした。しかしデジタル腕時計自体は大きく普及します。時間を知るには今のようにスマホではなく腕時計が一般的であり、社会人ともなれば公私ともに必需品で、TPOにより使い分けるというのも当たり前の時代でした。

その後、ソニーなどの時計メーカー以外の技術参入により進化を続けますが、大きな壁がたちはだかります。アナログ思考が強い人々にとっては必要のない機能であることが、付加機能の付いたデジタル腕時計は一般庶民的には要らないと判断され、一部のマニアックな人達にしか受け入れられなかったことです。

今の感覚でも致命的だと思うのは、電池(バッテリー)の問題で、2日から3日しか持たない上にメーカー(販売店)での対応が難しい商品だったことも要因かと。

価格の面でも高価なものでは、一般物の倍以上するものを試しにとはいかなかったようです。

デバイス・スタイリッシュに

時計という概念からネットワークデバイスとしての変化は、携帯電話からスマートフォンへの変化と基本は同じだと思います。これでも出来るから、こんなことも出来ると興味の対象へと導いていく過程で、様々な体験をユーザーに提供できるモノへと認識を変えたわけです。

多様性・拡張性

wearable computer・身に着けることができるコンピューターは腕時計、メガネ、指輪、靴、アクセサリー、衣服と多岐にわたります。そこで知り得るデータは個人に関するもので、自分の健康状態から自身の位置情報、サービス決済から通知情報をリアルタイムで知ること、伝えることが可能です。ネットワークを利用する以上セキュリティに対する問題はゼロにはなりませんが、どこまでを許可するかはユーザーの選択の範囲です。

2014年、Apple watchの発売でファッション性の面から一気に認知されるようになったスマートウォッチ。課題はありましたが、このことが大きな壁を乗り越えるキッカケになったのも事実だと感じます。

望まれるかたちに

認知を得たことで市場は急速に拡大しました。誰でも買える、選べるの2つが満たされれば、あとは時間の問題です。80年代にデジタル腕時計が普及した時と同じ状況を再現しています。機械式からクォーツへ、そしてデジタルへ。その後、ものの数年でG-Shookなどが簡単に入手できる時代となり現在に至るように。そして今、スマートウォッチと聞いてもそこまで目新しさは感じません、近くのホームセンターで¥2000位で買えてしまいます。

必需品?使えるの?

安くなりすぎて今度は別の面が疑問視されるようになりました。
すぐ壊れるんじゃないの?そもそも中華製の製品ばかりじゃない?保証してくれるの?などなど。
実は私も同じ考えを持っています。でも何故か私は格安スマートウォッチを所有していますが?

よく出来たオモチャというのが正直なところです、時間以外に正確さを100%求めないことで問題を解決できました。仕様により機能は限定的ですが、あくまでも目安として見れば健康管理数値も参考になりますし、バッテリーの問題はUSB充電方式で解決済みです。

まとめ・結論

格安スマートウォッチを購入して損をする、無駄な買い物をするとは思えませんでした。
もちろん安価な製品による耐久性度も含め、場合によっては使い捨てが前提となります。健康への関心は高まる一方ですし、感染症による検温や血圧を義務付けられる場面も多いと思います。緊急でなければ着信通知のみで問題なしですので、用途を絞れば一考の価値はあると思えます。 

   

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