ペリリュー全11巻・かわいいキャラなんだけど内容は…

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review

白泉社(ヤングアニマル)・武田一義著 2016/7/初~ 2021/7/完・単行本
¥600(+税)
5.0
1944年・太平洋戦争時、フィリピン戦線上にあったペリリュー島(現・パラオ共和国)のお話。
少し前にこの漫画がアニメ化されると聞いて正直びっくりしました。キャラは可愛く描かれてるんだけど、内容は容赦ないです。今回、全巻読み直したけど1巻の始まり数ページで自分が話の中に吸い込まれていきます、もちろん私が話の中で死んだりはしないけど、傍観者でいることを許してくれません。もし、これから読んでみようというのであれば、ペリリューの戦いの背景をWikiででも軽く読んでおくのもお勧めです。戦争マンガと言われればそれまでですが、大切なことをたくさん教えてくれます。
作者の武田氏が制作の過程で実際にペリリュー島を何度も訪問したり、当時を知る方々にお話をお聞きしたりするなかで、彼に対して口を閉ざされた方々もおられたと聞きました。自分も戦後生まれなので戦争を知らない世代です、わかるわけがないと言われても何も言えません。ただこれを機会に知っておくというのは意味のあることだと私は思っています。




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